団体概要
OVERVIEW会長挨拶
洞海湾に停泊中の貨物船に忍び込んで、アメリカへの密航を企てた少年がいました。父親が若松の港湾運送会社に勤め、彼自身も曳船に乗るなどアルバイト経験もありました。
彼は敗戦後、小倉に駐屯する進駐軍司令官の息子と交流、通っていた高校に英語サークルを立ち上げました。「幸せというやつは海の向こうにある」。密航計画は頓挫しましたが、異国への強い想いから貿易商を志して大学に進学。その夢もまた果たせませんでしたが、銀幕の世界に身を投じ、国際的な映画俳優として名をはせました。高倉健さんです。
時代とともに様々な表情を見せる洞海湾は人々の夢を映し、世界へつながる回路を秘めてきました。
導くのは川筋気質という「地域のDNA」。遠賀川流域から洞海湾にかけてのエリアで醸成されました。
気が荒い、筋を通すなどの特徴もありますが、忘れてはいけないのは、困っている人を見捨てずに助け合う義理人情にあつい「相互扶助精神」です。
明治から昭和にかけて石炭の積出港として隆盛を極めた洞海湾。昼夜を問わない過酷な労働現場で、弱い立場の人たちが互いに助け合って生きていく庶民のモラルが醸成されたのだと考えます。
これはパキスタン、アフガニスタンで、人道支援活動に生涯をかけた医師中村哲氏(一九四六~二〇一九)の思想の原点の―つでもあります。アフガンでは医療活動だけではなく、清潔な水を確保するため自ら井戸を掘り、干ばつの大地を緑化して農地に変えるため灌漑用水路の建設に取り組みました。幼少期を過ごした若松で、石炭荷役を営んだ祖母から口伝に教えられたのがこのモラルでした。
それは伏流水のように地域の最深部に浸透し、継承されています。「『助けて』といえる社会」の実現を目指し、路上生活者支援や、反社会勢力の拠点だった小倉北区の土地を買い取り、様々な機能を持った総合福祉施設を建設する「希望のまちプロジェクト」を進めるNPO法人「抱撲」理事長奥田知志氏、スーダンで医療活動を続けるNPO法人「ロシナンテス」理事長川原尚行氏といった北九州の人たちも連なっています。
若松高校で学び、時間を共有した人々が世代の違いこそあれ、この若松、北九州という地域で醸成された価値と可能性を末来に語り継ぎ、伝えていくのが我々同窓会のミッションだと信じております。
福岡県立若松高等学校同窓会「礫陵会」 会長
玉井 行人(高27)
概要
団体名 | 福岡県立若松高等学校 同窓会「礫陵会」(れきりょうかい) |
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設立 | 1918年 |
住所 | 〒808-0015 福岡県北九州市若松区上原町15-13 |
URL | https://rekiryokai.com |
役員一覧
※横スクロールしてご覧ください。
氏名 | 卒業期 | 役職 | 担当 |
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玉井 行人 | 高27期 | 会長 | 会長 |
元森 昌彦 | 高17期 | 副会長 | 会長代行 |
小山 繁 | 高30期 | 副会長 | 会長代行 |
鶴我 和浩 | 定63期 | 副会長 | 定時制会長 |
貫野 光幸 | 高27期 | 副会長 | 総務担当 |
前原 昭彦 | 高27期 | 副会長 | 総会担当 |
冨田 孝浩 | 高28期 | 副会長 | 総務担当 |
多田 政博 | 高36期 | 副会長 | 庶務担当 |
柴田 拓保 | 高25期 | 会計 | 会計 |
中村 誠 | 高29期 | 会計 | 会計 |
山本 恭太朗 | 高34期 | 書記 | 書記 |
松島 啓時 | 高47期 | 書記 | 書記 |
谷 信次郎 | 高34期 | 監査 | 監査 |
栗原 敏幸 | 高37期 | 監査 | 監査 |
村上 吉博 | 高19期 | 常任幹事代表 | |
安部 佐代子 | 高34期 | 常任幹事書記 | |
重岡 朋弥 | 高34期 | 常任幹事書記 | |
村上 吉博 | 高19期 | 相談役 |
常任幹事一覧
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- 高1期
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- 高2期
- 吉田 美代子
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- 高3期
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- 高4期
- 城戸 武光
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- 高5期
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石橋 亮
三好 正一
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- 高6期
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- 高7期
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波多江 久孝
吉澤 僖教
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- 高8期
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- 高9期
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恵原 起世子
松本 章代
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- 高10期
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愛智 成彰
原口 純一
吉田 新一
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- 高11期
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上野 博敏
下ノ村 喜一
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- 高12期
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仰木 勝實
中野 洋子
西村 摂子
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- 高13期
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岡田 孝範
狩野 遉一
城戸 秀幸
高橋 正代
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- 高14期
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- 高15期
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小田 睦子
井本 登志生
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- 高16期
- 家次 豊子
大石 三樹雄
大森 淑子
平野 恂子
矢野 賢伍
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- 高17期
- 奥田 啓介
能美 雅昭
若宮 幸一
元森 昌彦
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- 高18期
- 山口 律子
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- 高19期
- 井上 好二
中村 博
宮﨑 三紀男
村上 吉博
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- 高20期
- 池田 成人
高須賀 公生
吉田 徳雄
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- 高21期
- 高尾 博
高橋 晴彦
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- 高22期
- 今林 龍三
丸尾 信哉
丸尾 佳子
渡邊 和子
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- 高23期
- 井﨑 栄司
磯野 康雄
松田 房枝
八尋 恵美子
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- 高24期
- 河野 邦彦
橋口 剛
藤本 修子
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- 高25期
- 今富 晴之
柴田 拓保
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- 高26期
- 日野 祐一郎
三重野 薫
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- 高27期
- 阿部 ひとみ
柴田 昌光
玉井 行人
貫野 光幸
前原 昭彦
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- 高28期
- 平川 宣彦
津村 佳代子
冨田 孝浩
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- 高29期
- 緒方 佐江子
島戸 孝博
中村 誠
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- 高30期
- 若松 英明
小山 繁
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- 高31期
- 石井 敦
鶴原 博志
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- 高32期
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- 高33期
- 川本 誠一
北村 直美
立花 正幸
野村 まゆみ
山本 ゆかり
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- 高34期
- 中尾 正幸
山本 恭太朗
谷 信次郎
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- 高35期
- 田原 啓三
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- 高36期
- 篠﨑 久美子
多田 政博
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- 高37期
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石松 賀世子
野田 宏
栗原 敏幸
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- 高38期
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川上 君雄
河村 聖一
桑原 宏友
能美 隆幸
濱島 満寿恵
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- 高39期
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- 高40期
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- 高41期
- 池間 郷
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- 高42期
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- 高43期
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- 高44期
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原田 大樹
有畑 徹哉
福田 優一
長本 真澄
田中 香織
飯山 剛
安部 竜二
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- 高45期
- 奥野 奈緒子
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- 高46期
- 平野 寿比太
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- 高47期
- 松島 啓時
山中 貴彦
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- 高48期
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- 高49期
- 深見 めぐみ
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- 高50期
- 狩野 久和
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- 高51期
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- 高52期
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- 高53期
- 谷尾 光宣
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- 高54期
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- 高55期
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- 高56期
- 田口 雄樹
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- 高57期
- 小俣 結
平松 翔太
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- 高58期
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- 高59期
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- 高60期
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- 高61期
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田崎 奈々
田仲 彩香
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- 高62期
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- 高63期
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- 高64期
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白坂 亜嵯儀
丸目 奈々
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- 高65期
- -
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- 高66期
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高橋 直也
池本 奈美
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- 高67期
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石松 遥樹
脇坂 舞
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- 高68期
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長畑 拓己
日髙 まい
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- 高69期
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栗原 秀虎
松永 梨可
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- 高70期
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礒村 波輝
紅露 佑梨香
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- 高71期
-
小宮 楓
石田 美由紀
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- 高72期
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谷岡 壮汰
成重 虹
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- 高73期
-
伊藤 光輝
阿部 七海
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- 高74期
-
簑原 大地
横田 彩圭
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- 高75期
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松永 碧月
宮澤 里菜
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- 定9期
- 菊 孝吉
-
- 定18期
- 網本 聖治
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- 定21期
- 栗原 秀夫
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- 定36期
- 小野 直樹
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- 定40期
- 村端 博之
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- 定41期
- 西田 祐一
-
- 定42期
- 占部 泰司
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- 定45期
- 笹原 誠
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- 定47期
- 松本 栄二
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- 定49期
- 入江 裕和
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- 定51期
- 山田 豊
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- 定56期
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大古場 愛
垣田 智志
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- 定58期
- 大山 皓平
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- 定59期
- 塚崎 浩之
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- 定63期
- 鶴我 和浩
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- 中26期
- 吉田 潤世
同窓会会則
第1条(名称)
本会を若松高等学校同窓会と称する。
第2条(目的)
本会は、会員相互の情報交換・知識向上・親睦・融和等を図り、以って本会の発展及び母校の発展に寄与する事を目的とする。
第3条(本部・事務局・支部)
本会の本部及び事務局は福岡県立若松高等学校(北九州市若松区上原町15-13 電話093-751-1911)内に置き、地方支部・職域に分会を設ける事が出来る。
第4条(事業)
本会の目的を達成する為、次の事業を行う。
- 1、総会の開催。
- 2、会報及び会員名簿の作成、発行。
- 3、会員の情報交換、知識向上と福祉増進。
- 4、その他必要と認める事業。
第5条(会員)
本会員を次の様に定める。尚、母校に入学した事で本会員の資格を有し、母校を卒業したか否かは問わない。
1、通常会員… |
若松町立若松実科高等女学校 福岡県立若松高等女学校 福岡県立若松中学校 洞海中学校 福岡県立若松高等学校(全日制・定時制) |
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2、特別会員… |
福岡県立若松高等学校現教職員 福岡県立若松高等学校PTA会長 |
3、客員… | 福岡県立若松高等学校旧教職員 |
第6条(役員)
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1、本会に次の役員を置く。
① 会長 1名 ② 副会長 若干名 ③ 書記 3名以内 ④ 会計 2名 ⑤ 監査 2名 ⑥ 校内幹事(役員) 2名 - 2、役員は、第15条に定める役員選考委員会で推薦し、常任幹事会に於いて決定する。
- 3、校内幹事については、原則として同窓会員の教職員を校長の推薦により、会長がこれを委嘱する。
-
4、役員の任務は次の通りとする。
- ① 会長は会務を総理する。
- ② 副会長は会長を補佐する。又場合により会長の代理を務める。
- ③ 書記は、会長・副会長を補佐し、事務を処理すると共に、役員会の議事録を作成する。
- ④ 会計は、第13条に定める金品を収納し、会長の承認を得て経費の支払いを行う等、経理全般を管理統括する。
- ⑤ 監査役は、年度末の決算の監査を行う。
- ⑥ 校内役員は、本部に於いて会長もしくは担当役員と連絡を密にして会務の円滑を図る。
- 5、会長の任期は1期2年とする。在任期間に於いては、原則として3期6年を越えないものとする。
- 6、役員の任期は1期2年とする。欠員補充で就任した役員の任期は前任者の残存期間とする。尚重任は妨げない。
第7条(特別役員)
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1、本会は次の特別役員を置く事が出来る。
- ① 名誉会長若干名
- ② 名誉副会長若干名
- ③ 顧問若干名
- ④ 相談役若干名
- 2、現校長並びに直前会長を名誉会長に推挙する。
- 3、前任会長を顧問に推挙する。
- 4、現総括教頭、全日制教頭、定時制教頭、事務長、PTA会長を名誉副会長とする。
- 5、関東、中部、関西の各支部長を相談役に推挙する。
- 6、本会に顕著な功績もしくは会の運営に功労があった会員の中から推薦し、役員会の決議により相談役に推挙する。
- 7、上記推挙者は会長の諮問に応じ、又役員会に出席し意見を述べる事が出来る。
第8条(常任幹事)
- 1、本会に常任幹事を置く。
- 2、常任幹事は、各卒業期毎に同期生の互選により適正数選出し、会長が委嘱する。
- 3、常任幹事は、本会とその常任幹事の同期会員との連絡を図り、本会の目的達成に協力する。
第9条(総会)
- 1、総会は、本会の最高議決機関であり、又会員の意見を広く求める機関でもある。尚、通常の審議事項に於いては、常任幹事会にその審議及び議決権を委譲するものとする。
- 2、総会は、会員を以って構成し、毎年会長がこれを招集する。
-
3、総会では、次の事項の報告を行わなければならない。
- ① 本会の運営方針
- ② 役員の選出に関する事項
- ③ 本会の会則に関する事項
- ④ 同窓会入会金等に関する事項
- ⑤ 本会会計の予算、決算に関する事項
- ⑥ その他重要事項
- 4、会長が必要と認めた時は、臨時総会を開く事が出来る。
第10条(役員会)
- 1、役員会は、必要に応じて会長が招集し、各種案件を審議する。又常任幹事会にその審議事項を提議する。
- 2、役員会は、総会に於いて第9条3項の報告を行わなければならない。
- 3、役員会は、常任幹事会に於いて決議された事項を執行し本会を運営する。
- 4、本条3項を行うに当たり、これを円滑に運営する為、会長の指名もしくは役員会の協議により担当役員を定める。
- 5、役員会は、緊急事項について審議し執行する事が出来る。但し、次回総会に於いて報告を行うとともに、常任幹事会に於いて承認を受けなければならない。
第11条(常任幹事会)
- 1、常任幹事会は、総会より委譲された審議・議決機関であって、役員及び常任幹事で以って構成する。
- 2、常任幹事会は、会長が必要に応じ招集し、役員会より提議された事項を審議し、又常任幹事会で提議された事項を審議する。
- 3、常任幹事会の決議は、出席者の過半数を以ってなし、同数の場合は会長がこれを決する。
- 4、常任幹事会は、役員会を補佐し、本会の運営に協力する。
第12条(支部並びに分会)
- 1、支部を、東京(関東支部)・名古屋(中部支部)・大阪(関西支部)・定時制(定時制支部)に置く。
- 2、支部長は、各支部会員の推薦に基き会長が委嘱する。
- 3、支部運営規約は、本会則に基き各支部に於いてこれを定める。
- 4、地方分会並びに職域分会は、前3項に準じる。
第13条(会計)
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1、本会の維持は次による。
- ① 入会金
- ② 年会費
- ③ 寄付金
- ④ 各行事の収益金
- ⑤ その他
- 2、通常会員は、入会金及び年会費を納入する。
第14条(会則の変更)
常任幹事会に於いて審議され決定する。
第15条(役員選考委員会)
役員及び常任幹事の中より役員選考委員を、常任幹事会に於いて若干名選出し、役員選考委員会を構成する。又この委員の中より委員長を選ぶものとする。
第16条(補則)
- 1、本会の会計年度は毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
- 2、会員は、住所・氏名・勤務先に変更があった場合、遅滞無く事務局まで通知しなければならない。
- 3、本会は別途、慶弔・表彰規程及び旅費規程を定める。
- 4、本会則は平成16年度総会開催日翌日より施行する。